クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい


「先生、あんなの気にしないで下さいね? なんっにもわかってないんだから! あんなの、一生かかっても先生の魅力に気づかないで、ろくでもないクソみたいな男にでも引っかかればいいんですよ! ほんっとに頭くる!」

私はぷんすかしながら先生に話す。

「ククククッ。大丈夫、全然気にしてないから」

良かった。
私はニコっと笑う。
私は先生の優しい所も、こういう時に落ち着いてる所も、ぜーんぶ好き。

「先生はこれからどこへ?」

「ん? ちょっとな。夜までには終わるから」

はぁー、かっこいい。

「そうですか。それじゃ私はここでお昼を買って行くので、また! 会えて良かったです!」

「ああ、それじゃ。後でな。午後も頑張れよ」

「はい!」

そう言って先生は人混みに紛れて行ってしまった。
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