クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
俺は原稿に加筆していて、集中したかったのでまた勝手に入って来いと思い鍵だけ開けておけば、やはりズカズカ入ってきた。

そして変わらず叫ぶように俺を呼ぶ。

彼女にヒントをもらった事でラストの展開に新たに閃きひたすら筆を走らせると彼女はまだいて、部屋を片付けていた。

そもそもあの時期は誰とも話したくなくなるのに、俺は何故か質問なんかしたりして、自分のらしくない行動に少し驚いた。

しかも外も暗くなってるし、帰れと言っても帰らない。
何か目的がある訳でもないと言う。
見返りもいらないと。

そんな女は初めてだった。

その後も徹夜でぶっ通し作業していた事もあり、翌日また来ると連絡をもらって鍵だけ開けて待っていたが結局俺は机で眠ってしまった。

そして目が覚めると手紙が置いてあり、俺が寝ていたから原稿を持っていくという件と、飯を用意したとメモがあった。

綺麗な字だった。

< 80 / 313 >

この作品をシェア

pagetop