クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい


こんな見た目の俺にそんな綺麗な笑顔を向けてくれる事に胸が熱くなった。

彼女は誰が見ても超絶美人と言うだろう。
いろんな女を見てきた俺がそう思う程に。

なのに、時折りこんな俺を見て照れ臭そうな仕草をする。

頬を赤く染める事もある。

それが不思議でならない。

わざわざ時間外にうちに来てご飯を作ったり。

自分の事は後回しにして、俺にだけ夜飯をテーブルに並べたり。

これも仕事だと思ってるのだろうか。

途中、彼女が吹きこぼしてしまい慌ててキッチンへ向かった。

そんな行動に出た自分にも意外だった。
でも彼女に何かあったのかと頭よりも身体が先に動いた。

彼女は吹きこぼれたのをすぐに拭き取ろうとしたので咄嗟に手首を掴み止めた。

初めて触れた彼女の手首が余りにも細くて、それでいて女性らしく柔らかで滑らかな肌触りを感じすぐに手を離した。

見惚れてたとかなんとか言ってる彼女。
何に?
まさかこんなボサボサの俺な訳がないだろうし。

そんな事を思いながら火傷もしていないようだったので、さっと拭いてまた作業に移った。
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