クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
直ぐに迎えに行くほどを伝え車に乗り、ハンズフリーにしながら話を聞けばひったくりに遭ったと言う彼女。

俺の出来上がった本を取り返したと。

んなのどうとでも…

そして迎えに行き待っていた彼女はボロボロになっていた。

足元には側溝に挟まった彼女のヒール。
裸足で走って追いかけたからか破れたストッキング。

泣いてメイクも崩れてしまっていた。

後ろを振り向かせれば、タイトスカートのスリット部分も裂けていて彼女は慌てて隠した。

ヒールを引っこ抜いてやれば凄いとか言って笑ってるし。

ル◯タンのパンプスか。

電話をかけた時はひんひん泣いてたのに、なんで元気になってんだよと。

ヒールも傷だらけになって、足だって…
怪我とかしてないだろうな。

惚れてる事もそうだし、人の心配をしたりと、いつもの自分じゃないみたいで感情が忙しくなり調子が狂う。

直ぐに抱き抱え車に乗せて足を持ち上げ足の裏を確認するも、怪我は幸いしていなかった。


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