クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「驚いたけど、直ぐにわかりました。笑い方も仕草も、先生だったから」

「ククククッ、そうか。どっちがいい?」

彼女は俺をジーっと見る。

「ふふ。どっちも素敵です。先生は先生です」

あーこれはやばいな。
なかなか威力あるな。

「あれに戻すのは何年もかかるな。バッサリ切ったし」

「はは。髪、長かったですもんね。前はどんな感じだったんですか?」

「前は少し長めのパーマヘア」

「へぇ。そっちもきっと似合ってたんでしょうね。確かに今の方がお顔がちゃんと見れて嬉しいです」

「瓶底眼鏡だったしな」

「はい。あれ、目見えにくいんですよ? 目なんかこーんなにちっちゃくなっちゃって」

そう言って指でなんか5ミリくらいにされる。

「そこまでは小さくなかったろ」

「ははは! 今日も会社で先生と会えて、なんか新鮮でした」

ニコニコと笑いながらそんな事を言う。

「そうか。昨日は寝れたか?」

あんな事があって心配していた。

「いやそれが、大興奮しちゃって! あっ…いえ、なんでも…。ね、寝れました。大丈夫です、はい」

大興奮?
キスしたからか?
ククククッ。
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