クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「なぁ」
「はい?」
「今はプライベートだし、名前で呼んでいいか? 俺の事も先生は無しで」
「え!?」
「里帆」
そう呼べば彼女は目を大きく開ける。
そして直ぐに照れくさそうに目をそらされた。
前からだったが仕草がいちいち可愛らしい。
「は、はい…。あ、飛鳥…さん? ん? 飛鳥くん? 飛鳥どん? え、どれにしましょう」
飛鳥丼?
「飛鳥でいい。3つしか変わらないだろ」
「急に、よ、呼び捨てですか!?」
「敬語もなし」
「え!? できるかな…」
「大丈夫だろ。さ、着いた。開けるから待ってて」
ホテルのロータリーに車を付けるとボーイが直ぐに出迎えてくれ、俺は車を下りる。
すると中から、ホテルの支配人もやってきた。
げ。
「伊集院様。お待ちしておりました。本日は誠にありがとうございます。皆さんお変わりないですか?」
幸い彼女はまだ車の中で待機してる。
「ああ。変わりない。支配人、彼女にまだ伊集院の家の話しは話してないから、今日は不知火で頼む」
するとハッとした表情をする支配人。