パパになった航空自衛官は強がり双子ママに一途な愛をわからせたい
伊澄さんが彼女に自身のことをなんと伝えたのかは分からないが、あの日以来、彼がこのカフェに来ると、黒木さんは私に教えてくれる。
土曜日の今日も、黒木さんは私に商品を手渡しながら、うふふと温かい笑みを向けてくれた。
「彼はブラック、千愛里ちゃんはカフェラテ。もう、覚えちゃったわ」
そんな彼女の言葉に、なんとも照れくさくなる。
私は胸元にある指輪にそっと触れた。あの日から、毎日欠かさず首に下げているのだ。
カフェラテを手に、私は展望デッキへ向かった。彼が待っていてくれる日は、デッキで一緒に基地を眺め、そのまま瑞月と琉星のお迎えに向かう約束だ。
デッキに出ると、伊澄さんはコーヒーを片手に、飛び立つ民間機を見ていた。
「伊澄さん」
その背中に声をかけると、彼は振り返る。
「千愛里、お疲れ様」
優しい笑みを向けられ、それだけでキュンと胸がときめく。私は彼の隣に向かい、ふたりで駐機場を眺めた。
今はなにも止まっていない。だけど、ふたりで寄り添いながらこうしてしまうのは、小松にいた時もそうしていたからだろう。
土曜日の今日も、黒木さんは私に商品を手渡しながら、うふふと温かい笑みを向けてくれた。
「彼はブラック、千愛里ちゃんはカフェラテ。もう、覚えちゃったわ」
そんな彼女の言葉に、なんとも照れくさくなる。
私は胸元にある指輪にそっと触れた。あの日から、毎日欠かさず首に下げているのだ。
カフェラテを手に、私は展望デッキへ向かった。彼が待っていてくれる日は、デッキで一緒に基地を眺め、そのまま瑞月と琉星のお迎えに向かう約束だ。
デッキに出ると、伊澄さんはコーヒーを片手に、飛び立つ民間機を見ていた。
「伊澄さん」
その背中に声をかけると、彼は振り返る。
「千愛里、お疲れ様」
優しい笑みを向けられ、それだけでキュンと胸がときめく。私は彼の隣に向かい、ふたりで駐機場を眺めた。
今はなにも止まっていない。だけど、ふたりで寄り添いながらこうしてしまうのは、小松にいた時もそうしていたからだろう。