パパになった航空自衛官は強がり双子ママに一途な愛をわからせたい
今日のフライトメンバーと話しながら、ブリーフィング部屋を後にする。ここでは、伊澄が一番の年上であり、班長だ。
「空賀三佐はやっぱりすごいです。一緒だと飛びやすいし、意思も少ない言葉数で的確に伝わってきますし」
清水がキラキラとした瞳で伊澄を見上げ、そう言った。
「そうか?」
「はい、かっこよかったです。惚れそうです!」
「はは、いつでも惚れてくれ。〝王子〟だからな」
伊澄はそう言うと、胸元に着けていたリングを握った。千愛里も、着けてくれているだろうか。
つい笑みをもらすと、それに清水が目ざとく気づいた。
「なにかいいこと、あったんですか?」
「彼女と、再会した」
そう言うと、清水たちが口々に「おお⁉」と声を上げる。
「本当にいたんですね、〝指輪の彼女〟」
「ああ」
伊澄の頬が、勝手に緩んだ。
〝指輪の彼女〟とは、千愛里のことだ。
「空賀三佐はやっぱりすごいです。一緒だと飛びやすいし、意思も少ない言葉数で的確に伝わってきますし」
清水がキラキラとした瞳で伊澄を見上げ、そう言った。
「そうか?」
「はい、かっこよかったです。惚れそうです!」
「はは、いつでも惚れてくれ。〝王子〟だからな」
伊澄はそう言うと、胸元に着けていたリングを握った。千愛里も、着けてくれているだろうか。
つい笑みをもらすと、それに清水が目ざとく気づいた。
「なにかいいこと、あったんですか?」
「彼女と、再会した」
そう言うと、清水たちが口々に「おお⁉」と声を上げる。
「本当にいたんですね、〝指輪の彼女〟」
「ああ」
伊澄の頬が、勝手に緩んだ。
〝指輪の彼女〟とは、千愛里のことだ。