パパになった航空自衛官は強がり双子ママに一途な愛をわからせたい
用意していたレストランは二の次にして、子どものことを優先してくれた。
駐車場へと急ぐ彼に腕を引かれながら、私はそんな彼の行動に胸が熱くなっていた。
「ありがとうございます、伊澄さん」
助手席に乗り込みそう言うと、伊澄さんは「当然だ」と言いながら、エンジンを入れた。
伊澄さんは、焦りつつも安全運転た。
「琉星くんの行きそうなところに、心当たりは?」
「分かりません。引っ込み思案で、誰かの後ろについて歩くような子なので。ひとりでいなくなったなんて、考えられなくて」
「分かった。黒木さんには、警察への連絡も頼んだ。とにかく、俺たちも捜そう」
「はい」
伊澄さんは頼もしい。警察なんて、私じゃ思いつかなかっただろう。
冷静で、判断力もある。彼がそばにいてくれなかったら、私は今頃――。
琉星がいなくなったことに焦りと恐怖でパニックになっていたことが悔やまれる。
膝の上でこぶしをぎゅっと握ると、伊澄さんがそっと自身の左手を重ねてくれた。
駐車場へと急ぐ彼に腕を引かれながら、私はそんな彼の行動に胸が熱くなっていた。
「ありがとうございます、伊澄さん」
助手席に乗り込みそう言うと、伊澄さんは「当然だ」と言いながら、エンジンを入れた。
伊澄さんは、焦りつつも安全運転た。
「琉星くんの行きそうなところに、心当たりは?」
「分かりません。引っ込み思案で、誰かの後ろについて歩くような子なので。ひとりでいなくなったなんて、考えられなくて」
「分かった。黒木さんには、警察への連絡も頼んだ。とにかく、俺たちも捜そう」
「はい」
伊澄さんは頼もしい。警察なんて、私じゃ思いつかなかっただろう。
冷静で、判断力もある。彼がそばにいてくれなかったら、私は今頃――。
琉星がいなくなったことに焦りと恐怖でパニックになっていたことが悔やまれる。
膝の上でこぶしをぎゅっと握ると、伊澄さんがそっと自身の左手を重ねてくれた。