パパになった航空自衛官は強がり双子ママに一途な愛をわからせたい
「悪いけど、俺はもう戻らないと。帆風鉄工、なんとかする」
突然彼の口から告げられた実家の会社名に、目をまたたかせる。すると彼は表情を和らげ、続けた。
「千愛里が結婚を受けるって聞いてから、俺なりにどうにか出来ないかって考えてたんだ。帆風鉄工の商品、もう一度確認して上層部に働きかけてみる」
彼は運転中も、ここについた後も、ずっと電話対応をしていた。もしかしたら、父の会社を守るために交渉してくれていたのかもしれない。
「だから、千愛里は安心してこの場所で生きて。オージさんと、再会できるよう願ってる」
「本当にありがとう、大雅」
大雅の優しさに、目頭が熱くなる。頭を下げると、由芽さんが口を開いた。
「千愛里さん、私ももう行かないといけなくて。こんな夜に外出していると知られたら、ちょっと」
彼女は申し訳なさそうに眉をひそめる。
「黒木さんは信頼できる人です。だから、なにか困ったら彼女に頼ってくださいね」
突然彼の口から告げられた実家の会社名に、目をまたたかせる。すると彼は表情を和らげ、続けた。
「千愛里が結婚を受けるって聞いてから、俺なりにどうにか出来ないかって考えてたんだ。帆風鉄工の商品、もう一度確認して上層部に働きかけてみる」
彼は運転中も、ここについた後も、ずっと電話対応をしていた。もしかしたら、父の会社を守るために交渉してくれていたのかもしれない。
「だから、千愛里は安心してこの場所で生きて。オージさんと、再会できるよう願ってる」
「本当にありがとう、大雅」
大雅の優しさに、目頭が熱くなる。頭を下げると、由芽さんが口を開いた。
「千愛里さん、私ももう行かないといけなくて。こんな夜に外出していると知られたら、ちょっと」
彼女は申し訳なさそうに眉をひそめる。
「黒木さんは信頼できる人です。だから、なにか困ったら彼女に頼ってくださいね」