DEAR 2nd 〜Life〜
「───ごっ…ゴローちゃんが?!?!
ゴローちゃんがバースデーケーキ作るのっ……?!」
「───…うん。」
ゴローちゃんはフワリと微笑み、静かに頷く。
「────……吾郎ね、
こう見えて料理人なの。」
────ドサドサっ!
ふいに戻って来たマリアは、大量のお酒をカゴに入れゴローちゃんの意外な秘密を教えてくれた。
「……料理人……って……」
「───パティシエなんだよっ、ゴローちゃんは♪
だから一番料理が上手いの♪
ねっ、ゴローちゃんっ♪」
─────ドサドサっ!
同じようにいっちゃんも大量のお菓子をカゴに投入し、あたしにニッコリ笑った。
────…ぱっ、パティシエ!?!?
「───そうなの!?!?
ゴローちゃんパティシエなんだ………
すごーい………!!!
すごいねぇ!!!!!!」
「……いや……、全然そうでもないよ。
……ありがとうね、彩ちゃん。」
尊敬の眼差しで見つめるあたしに、ゴローちゃんは照れながらはにかむ。
───へぇぇぇ~………!
紅のみんなって、それぞれがキャラ濃いって言うか、確立してるっていうか───……。
……うん。
沢山ファンがいるのが何か分かるかも……。
「───…よし、これで全部かな。
じゃ、帰って準備しようか。」
──…ゴローちゃんの一言で、あたし達は買い物を終え………
抱えきれないくらいの荷物を沢山運び、再び車に乗り込んでスーパーを後にした。