DEAR 2nd 〜Life〜




───さらに車を走らせ、辿り着いた場所は───…






「───じゃっじゃーんッ★



ここがオレとゴローちゃんが住んでるマンションだよーんっっ♪」






いっちゃんが自慢気に指差したのは、ベージュホワイトのマンションだ。




これ……




上に行くほど夜景とか素敵だろうなぁ……。






「───今日はいっちゃんとゴローちゃんのどっちの部屋でパーティーするの?」






「……壱と吾郎は一緒に住んでるのよ。」





「────えっ!!!!

そうなの!?!?」





「うん、そうなの~っ♪」





いっちゃんは軽やかな足取りであたしの先を歩いて行く。






「ここから5分もかからないとこに、純の住んでるマンションもあるよ。」





「───えっ…」





「あたしが一番遠いかな。ここから15分くらいかかるし……



っても近い方か。」





マリアはエレベーターに乗り込み、“6階”のボタンを押した。






───へぇ………






「みんなわりと近い所に住んでるんだねぇ……」





「……まぁ、みんな同じ大学だしね。



飯とかも、よく誰かの家に集まって食べる事多いよ。食費浮くからさ。」





エレベーターが6階で止まり、ゴローちゃんはポケットから鍵を出してニッコリ笑った。






─────カチャッ。







開けられたドアの中は、ゴローちゃんといっちゃんの生活空間が溢れていた。





───…落ち着いたリビングの雰囲気、




きっちりと片付いたキッチン。





テーブルには色鮮やかなお花が飾られていたりと、とってもお洒落で──……。





一見ゴローちゃんの趣味で統一されているかのように見えるけど………






「───ん?」






よ~~く目を凝らして見てみると、






テレビ周りに置かれた沢山のゲーム類や、




ソファーに置いてある漫画や雑誌。




至るところにガンダムのプラモデルなんかが飾られているのを見ると──…。






………やっぱりここは、

ゴローちゃんといっちゃんの趣味が混在している部屋なんだなぁ……って思ってしまった。






「…何かまた一段と子供部屋化してない?」





「うっせーなマリアは!

さっ、アヤヤ中入ってね!」





「うん♪

お邪魔しまーす♪」





いっちゃんに促され、

あたしはブーツを脱いで部屋に上がった。



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