DEAR 2nd 〜Life〜





────ウソ……




ウソだよ




だってどうしてこんな所に手紙が





だってどうして








どうして






あなたが────……








「──────……ッ」






─────ドクンドクンドクン…





尋常なくカタカタ震える手でやっと手紙を持ち、急いで開く。







─────カサッ……












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DEAR 彩へ






彩、久しぶり。






元気にしてた?





…って言っても、俺が見た限りは元気そうだったから安心した。






……俺は元気だよ。





相変わらず、かな?







それから………






卒業、おめでとう。






今日はそれを言いに来たんだ。






彩が一年前、俺の卒業式に出席してくれただろ?





だから俺も、彩の卒業するとこ……






ちゃんと見届けに来たよ。







髪……伸びたな。





背は相変わらず小さいまんまだな。





でも彩が変わらない笑顔で笑ってて、心底安心した。






俺は今からまた東京に帰るよ。






これ書いたら、すぐ新幹線乗って帰るつもり。







本当は顔を見て言うべきなんだろうけど…






やっぱり俺にはそんな資格ないから。






だからこうやって手紙に託すな。



















卒業おめでとう










FROM 高山 英寿







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