DEAR 2nd 〜Life〜




────バタバタッ…!




駅までの道を、ただひたすらに走り続けた。




途中途中、あなたが歩いていないか何度も周囲を見渡しながら。





━━━━━ガシャンッ!




乱暴に定期を改札に突っ込み、バタバタと階段をかけ降りる。







東京




東京行き────……っ





ない





ないよ





どれ─────……!?







「──すみませんっ…!!

通して下さい……っ

すみません───……!」





ホームにごった返す人波をくぐり抜け、感覚の全てを研ぎ澄ます。





すると








「──……番線に東京行きの───……」








「──────!」







東……………京……






まさか






これじゃ────……








──────……











人にもし







第六感があると言うのなら






多分この事だと言えるのではないだろうか。
















「────…ぶん………







………ちゃん………?」



















誰か






このまま時を止めて









だって








手を伸ばせば届く距離に












あなたが









立っている



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