DEAR 2nd 〜Life〜
「──…そういや親って言えばね!!!!
うちのお母さんってば、朝岡さんの事すごく気に入ってたんだよ!!」
「え?マジ?」
「うん!!!!何かクッキー焼いてるから今度遊びに来てとか言ってたし、目がハートだったの!」
「あはは、それは言い過ぎやろ~」
「───ちがうの本当に!
あたしのお母さん、昔からすーんごいミーハーでね!?もうイヤになっちゃうよ!!」
──…そう。
あたしのお母さんは何を隠そう、昔からすごく若いオーラがある。
そしてかなりのミーハー。
そんなオーラを醸し出しているからか、周りからは若いって言われるし、自慢でもあるんだけど……。
「───彩のお母さんってすっげー若いよな。
彩とそっくりやし。」
「えー?!?!
それ何か喜んでいいのか複雑だよ~……。
────あ!♪
ねぇ、朝岡さんのお母さんは?
どんな人っ???」
「────…え?
………あ~……えーと……」
朝岡さんのお母さんってどんな人なんだろう?
それに、お父さんとお母さんのどっちに似てるのかな?
……何か。
何か急に色んなこと聞きたくなっちゃった。
返事が楽しみで、何故だかウキウキしながら頬杖を付くあたし。
────…けど……。
「………………」
朝岡さんは返答に困っているかのように、言葉に間隔を開けた。
「……………?」
────あれ…………?
疑問を形に変える隙もなく、
「───…うー……ん。
強いて言えば、
“優しくて穏やかな人やった”かな……?
───…もうこの世におれへんから、言い方過去形になってまうけど………。」
─────……え……
“この世にいない”って────……
「……え……まさか……」
あたしの言葉に、朝岡さんは少し切なめに頷いた。