その手で触れて、そして覚えて。
それからわたしたちは服を脱ぐと、お互いの温もりを求めるように抱き締めあい、キスを繰り返した。
颯生くんの手はわたしの太腿に触れ、その手は内側に沿って撫でていくと、わたしの入り口に触れた。
「七花さん、もう濡れてる。」
キスの合間に颯生くんが嬉しそうに言う。
そして、そのまま颯生くんは指をわたしの中に滑り込ませ、滑らかな動きでわたしの中を優しくかき乱す。
「んん、、、」
キスで口を塞がれている為、声が出せない。
初めての感覚にわたしの身体は戸惑っていた。
これが"気持ちいい"ってことなの?
自分でも分かる、自分の中がびしょ濡れで、感じる度に腰が浮いてしまう。
颯生くんは吐息を漏らしながら唇を離すと、「七花さん、もう無理、、、我慢出来ない。」と余裕がなさそうに言った。
わたしも吐息を漏らしながら、「いいよ。」と答えた。
しかし、チラッと見えた颯生くんの下半身にわたしは"え、入る?"と思ってしまった。
セックスなんて5年はしてないし、、、しばらくしてないと処女同然になる、なんて聞いたことがある。
すると、颯生くんはわたしの上に覆い被さり、一度優しく短いキスをすると「もし痛かったら言ってください。すぐやめるんで。」と言った。