その手で触れて、そして覚えて。
颯生くんは親指でわたしの涙を拭うと、「俺も幸せです。」と優しく囁き、そしてわたしの脚を颯生くんの腕に掛け、再びわたしの中を突き上げていった。
わたしは快感のあまりに声を上げながら身体を反らせた。
わたしたちは手を重ね合わせ、キスを繰り返し、わたしは完全に颯生くんの腰つきに快感を覚えさせられていた。
「七花さん、、、そろそろ俺もイキますね。」
吐息混じりに颯生はそう言うと、わたしを抱き締め、腰の動きを早めた。
わたしは颯生くんにしがみつきながら、恥ずかしさなんて感じる余裕もなく声を上げ続け、それから颯生くんは果てたあと、わたしを抱き締めたまま「七花さん、大好き。」と呟いた。
わたしは愛される喜びを颯生くんに教えてもらい、わたしも颯生くんの首に腕を回したまま、こめかみに滴る汗を手のひらで拭うと、「わたしも大好き。」と呟き、しばらく幸福感に浸っていた。
そして、気付けばわたしは颯生くんの腕の中で眠っていて、朝を迎えた。
わたしが目を覚めた時、颯生くんはまだ眠っていて、わたしももう少し眠ろうと二度寝をした。
二人でまったりする日曜日。
幸せ以外の何ものでもない。
こんなに幸せでいいんだろうか。
そんな心配をしてしまう程、わたしは身も心も颯生くんで満たされていたのだ。