契約の愛で結ばれたのは、まさかの敏腕CEO!?~独占欲滾るスパダリは極上溺愛で囲い離さない~
「待ってください。少しご提案があるのですが……」
「え? 提案?」
茉莉花が首を傾げていると、店主は茉莉花の正面の席に腰掛ける。
茉莉花も再び着席すると、店主が少し言いづらそうに口を開いた。
「今から言うのは、大変失礼な提案です。気を悪くさせてしまったら申し訳ありません」
「わ、分かりました」
「……僕の恋人になってくれませんか? もちろん偽りの、ですけど」
「へ? こ、恋人?」
あまりに突拍子のない内容に、茉莉花は話が飲み込めなかった。
けれど店主は真剣な眼差しをしている。
「恋人になっていただければ、僕が毎日会社や出先に送迎します。先ほど言ったでしょう? 『恋人がいたら頼れる』って」
「確かに頼れる人はいませんけど……でも」
「今一人で出歩かれるのは危険でしょう。先ほどの不審者は、明らかにお客様を狙っていたように思います」
「そう、かもしれませんけど……。貴方にそんなご迷惑はかけられません」
当然のように断る茉莉花。
偶然二度も助けてくれた人が、さらなる助けを提案してくれている。
こんなうまい話があるはずがない。
「え? 提案?」
茉莉花が首を傾げていると、店主は茉莉花の正面の席に腰掛ける。
茉莉花も再び着席すると、店主が少し言いづらそうに口を開いた。
「今から言うのは、大変失礼な提案です。気を悪くさせてしまったら申し訳ありません」
「わ、分かりました」
「……僕の恋人になってくれませんか? もちろん偽りの、ですけど」
「へ? こ、恋人?」
あまりに突拍子のない内容に、茉莉花は話が飲み込めなかった。
けれど店主は真剣な眼差しをしている。
「恋人になっていただければ、僕が毎日会社や出先に送迎します。先ほど言ったでしょう? 『恋人がいたら頼れる』って」
「確かに頼れる人はいませんけど……でも」
「今一人で出歩かれるのは危険でしょう。先ほどの不審者は、明らかにお客様を狙っていたように思います」
「そう、かもしれませんけど……。貴方にそんなご迷惑はかけられません」
当然のように断る茉莉花。
偶然二度も助けてくれた人が、さらなる助けを提案してくれている。
こんなうまい話があるはずがない。