契約の愛で結ばれたのは、まさかの敏腕CEO!?~独占欲滾るスパダリは極上溺愛で囲い離さない~
(も、もしかして宗教勧誘? 押し売りセールス? 全然悪い人に見えなかったけど……)
恩人に対して失礼な考えが頭をよぎる。
「どうしてそんな提案をしてくださるのですか? 貴方の負担にしかならないと思うのですが……」
疑うつもりはなくても、ついつい聞いてしまう。
店主は茉莉花の問いかけに気を悪くした様子もなく、真剣な顔で口を開いた。
「怪しい提案ですよね。疑うのも無理ないです。実は、お客様にお願いしたいことがあるのです」
「お願い、ですか?」
「はい。お恥ずかしい話、両親から結婚しろと迫られていまして……見合い話を何度も持ってくるのです。それでつい、『恋人が出来たから見合いはしない』と断ってしまったのです」
店主は恥ずかしそうに「愚かでしょう?」と言いながら微笑んだ。
「両親はしばらく大人しかったのですが、最近になって『じゃあ恋人に挨拶させろ』と言うものですから困っているのです」
「つまり……」
店主は頷いた。
「僕の両親と会っていただきたいのです。恋人として。もちろんずっとではなく、ある程度の期間を過ぎたら別れたことにします。それ以上のご迷惑はおかけしません」
店主の話に、今度は茉莉花が黙り込んでしまった。
恩人に対して失礼な考えが頭をよぎる。
「どうしてそんな提案をしてくださるのですか? 貴方の負担にしかならないと思うのですが……」
疑うつもりはなくても、ついつい聞いてしまう。
店主は茉莉花の問いかけに気を悪くした様子もなく、真剣な顔で口を開いた。
「怪しい提案ですよね。疑うのも無理ないです。実は、お客様にお願いしたいことがあるのです」
「お願い、ですか?」
「はい。お恥ずかしい話、両親から結婚しろと迫られていまして……見合い話を何度も持ってくるのです。それでつい、『恋人が出来たから見合いはしない』と断ってしまったのです」
店主は恥ずかしそうに「愚かでしょう?」と言いながら微笑んだ。
「両親はしばらく大人しかったのですが、最近になって『じゃあ恋人に挨拶させろ』と言うものですから困っているのです」
「つまり……」
店主は頷いた。
「僕の両親と会っていただきたいのです。恋人として。もちろんずっとではなく、ある程度の期間を過ぎたら別れたことにします。それ以上のご迷惑はおかけしません」
店主の話に、今度は茉莉花が黙り込んでしまった。