契約の愛で結ばれたのは、まさかの敏腕CEO!?~独占欲滾るスパダリは極上溺愛で囲い離さない~
「そ、颯馬さんの会社というのも藤堂グループの……?」
震えながら尋ねた茉莉花。
対照的に颯馬は「まさか」と笑って答えた。
「違いますよ。僕は会社勤めが合わなくて……。兄が会社を継ぎましたし、自由にさせてもらっています」
「そうなんですか。でも、ちょっと驚きました」
藤堂グループに勤めていないとはいえ、世界が違いすぎる。
茉莉花には颯馬が少しだけ遠く感じた。
「僕は一人でやるのが性に合っているんです。喫茶店も会社も一人ですし」
「会社というのはどんなお仕事を?」
「僕は、その……」
歯切れの悪い颯馬は、ポケットからスマホを取り出して茉莉花に見せた。
「アプリを制作する会社をしておりまして……その、これも作っていまして」
そこには『猫執事と一緒!』が開かれている。
「えぇ!? そ、颯馬さんが制作者なんですか?」
茉莉花の声が思わず大きくなる。
「はい……実際に使っている茉莉花さんには言いづらくて。申し訳ありません、騙すつもりはなかったのですが、恥ずかしくて……」
颯馬が茉莉花に名刺を渡してきた。
そこには『シュテルンツェルト株式会社 CEO』と書かれている。
茉莉花が慌てて自分のスマホで『猫執事と一緒!』を起動すると、確かに制作会社の名前に『シュテルンツェルト』と記されている。
「す……すごいです! 私、本当にお世話になっていて、制作者の方にお礼が言いたいと思っていたんです! 口コミも書いたことあります!」
震えながら尋ねた茉莉花。
対照的に颯馬は「まさか」と笑って答えた。
「違いますよ。僕は会社勤めが合わなくて……。兄が会社を継ぎましたし、自由にさせてもらっています」
「そうなんですか。でも、ちょっと驚きました」
藤堂グループに勤めていないとはいえ、世界が違いすぎる。
茉莉花には颯馬が少しだけ遠く感じた。
「僕は一人でやるのが性に合っているんです。喫茶店も会社も一人ですし」
「会社というのはどんなお仕事を?」
「僕は、その……」
歯切れの悪い颯馬は、ポケットからスマホを取り出して茉莉花に見せた。
「アプリを制作する会社をしておりまして……その、これも作っていまして」
そこには『猫執事と一緒!』が開かれている。
「えぇ!? そ、颯馬さんが制作者なんですか?」
茉莉花の声が思わず大きくなる。
「はい……実際に使っている茉莉花さんには言いづらくて。申し訳ありません、騙すつもりはなかったのですが、恥ずかしくて……」
颯馬が茉莉花に名刺を渡してきた。
そこには『シュテルンツェルト株式会社 CEO』と書かれている。
茉莉花が慌てて自分のスマホで『猫執事と一緒!』を起動すると、確かに制作会社の名前に『シュテルンツェルト』と記されている。
「す……すごいです! 私、本当にお世話になっていて、制作者の方にお礼が言いたいと思っていたんです! 口コミも書いたことあります!」