契約の愛で結ばれたのは、まさかの敏腕CEO!?~独占欲滾るスパダリは極上溺愛で囲い離さない~
「僕の告白、忘れていませんよね?」
颯馬の言葉に茉莉花の表情が強張る。
「もちろんです。あの……」
(断らなきゃ)
頭ではそう思うのに、口が動かなかった。
茉莉花が黙って俯くと、颯馬が安堵したように短く息を吐いた。
「良かった。すぐに振られないところを見るに、まだチャンスがありそうです」
(ずっと颯馬さんのことを避けていたのに……)
前向きすぎる颯馬の言葉に、茉莉花は「どうして」と呟くことしか出来なかった。
ふいに颯馬が身体ごとこちらを向いて、「ねぇ茉莉花さん」と優しく囁く。
「僕が好きなのは茉莉花さんだけです。茉莉花さんは僕のこと、嫌いですか?」
責めるような口調ではなく、ただただ甘い問いかけ。
「急にそんな……そんな聞き方、ズルいです」
「僕はズルい男ですよ。こうして茉莉花さんの優しさにつけ込むくらいには」
そう言って笑う颯馬は、艷やかで今まで見たことのない表情をしていた。
茉莉花はドキリと高鳴る胸をぎゅっと押さえつける。
「は、話ってそれだけですか? でしたら……」
ここにいては駄目だ。
茉莉花は部屋に戻ろうとした。
「待って。聞きたいことがあります」
「……何でしょう」
「少し前から茉莉花さんの様子が変わったので、気になっていたんです。……池内さんと会った時から」
颯馬の言葉に茉莉花の表情が強張る。
「もちろんです。あの……」
(断らなきゃ)
頭ではそう思うのに、口が動かなかった。
茉莉花が黙って俯くと、颯馬が安堵したように短く息を吐いた。
「良かった。すぐに振られないところを見るに、まだチャンスがありそうです」
(ずっと颯馬さんのことを避けていたのに……)
前向きすぎる颯馬の言葉に、茉莉花は「どうして」と呟くことしか出来なかった。
ふいに颯馬が身体ごとこちらを向いて、「ねぇ茉莉花さん」と優しく囁く。
「僕が好きなのは茉莉花さんだけです。茉莉花さんは僕のこと、嫌いですか?」
責めるような口調ではなく、ただただ甘い問いかけ。
「急にそんな……そんな聞き方、ズルいです」
「僕はズルい男ですよ。こうして茉莉花さんの優しさにつけ込むくらいには」
そう言って笑う颯馬は、艷やかで今まで見たことのない表情をしていた。
茉莉花はドキリと高鳴る胸をぎゅっと押さえつける。
「は、話ってそれだけですか? でしたら……」
ここにいては駄目だ。
茉莉花は部屋に戻ろうとした。
「待って。聞きたいことがあります」
「……何でしょう」
「少し前から茉莉花さんの様子が変わったので、気になっていたんです。……池内さんと会った時から」