契約の愛で結ばれたのは、まさかの敏腕CEO!?~独占欲滾るスパダリは極上溺愛で囲い離さない~
そして約束の日。
茉莉花は気合を入れて準備をしていた。
(優香にきちんと話をしたら……)
浮足立つ心を抑えて支度を終えると、リビングで作業をしていた颯馬に声をかける。
「じゃあ行ってきます」
「あ、ちょっと待ってください」
颯馬は茉莉花の側までやって来ると、手を差し出した。
「池内さんに会いに行くのでしょう? これを、持っていってくれますか?」
「わぁ! これっ……!」
茉莉花は目を丸くして驚いた。
颯馬が差し出してきたのは、『猫執事と一緒!』のマスコットキーホルダーだったのだ。
「私が使っているキャラじゃないですか! 可愛いっ!」
「急いで用意したんです。これを僕の代わりに持って行ってもらえると嬉しいなって」
「ありがとうございます! これ、販売予定はあるんですか? 絶対売れると思います!」
「そんなに喜んでいただけるなんて……検討してみますね」
茉莉花は持っていた鞄にマスコットをつける。
ゆらゆらと揺れる猫執事がこちらを見ていた。
「ふふふ、今日はよろしくね」
いつもスマホの中にいる猫執事が現実世界にも来てくれたようで、とても頼もしく思えた。
「お気をつけて」
「はい、行ってきます。帰ったら、お返事しますから」
「帰りを待っています。行ってらっしゃい」
颯馬に見送られて、茉莉花は家を後にした。
(よし、ちゃんと話そう! きっと優香だって分かってくれる)
茉莉花は気合を入れて準備をしていた。
(優香にきちんと話をしたら……)
浮足立つ心を抑えて支度を終えると、リビングで作業をしていた颯馬に声をかける。
「じゃあ行ってきます」
「あ、ちょっと待ってください」
颯馬は茉莉花の側までやって来ると、手を差し出した。
「池内さんに会いに行くのでしょう? これを、持っていってくれますか?」
「わぁ! これっ……!」
茉莉花は目を丸くして驚いた。
颯馬が差し出してきたのは、『猫執事と一緒!』のマスコットキーホルダーだったのだ。
「私が使っているキャラじゃないですか! 可愛いっ!」
「急いで用意したんです。これを僕の代わりに持って行ってもらえると嬉しいなって」
「ありがとうございます! これ、販売予定はあるんですか? 絶対売れると思います!」
「そんなに喜んでいただけるなんて……検討してみますね」
茉莉花は持っていた鞄にマスコットをつける。
ゆらゆらと揺れる猫執事がこちらを見ていた。
「ふふふ、今日はよろしくね」
いつもスマホの中にいる猫執事が現実世界にも来てくれたようで、とても頼もしく思えた。
「お気をつけて」
「はい、行ってきます。帰ったら、お返事しますから」
「帰りを待っています。行ってらっしゃい」
颯馬に見送られて、茉莉花は家を後にした。
(よし、ちゃんと話そう! きっと優香だって分かってくれる)