俺様同期の執着愛
金曜日に柚葵に連れていかれたのは、いつものトンカツ屋でもなく、ラーメン屋でも寿司屋でもなかった。
到着した場所は結婚式場に併設されたカフェレストラン。
前に柚葵がコーヒーの写真を送ってきた場所だった。
「まさか、予約してたの?」
「人気らしいから」
柚葵はさらりとそう言った。
レストランだなんて、あまりに柚葵らしくないと思ったけれど、ここは素直に気持ちを伝えた。
「ありがとう、柚葵。ここ一度来てみたかったんだ」
笑顔でそう言うと、柚葵は驚いたように目を丸くして、すぐさま顔を背けた。
柚葵はなぜか壁に手をついて何かを堪えるように震えている。
「ど、どうしたの?」
「いや、お前……俺のハート破壊しにきてる」
「えっ……」
いつもと変わらないはずなのに、柚葵は私の発言にいちいち過剰な反応するし、私はそんな彼を見て胸がドキドキするし、なんか落ち着かない。
「ご予約の加賀美様、お待たせいたしました」
スタッフの人が出てきて、私たちに呼びかけると、柚葵はすぐさま振り返り、何もなかったように平然とした顔で背筋を伸ばした。
なんだか、今日の柚葵はいつもより、かっこよく見える。
到着した場所は結婚式場に併設されたカフェレストラン。
前に柚葵がコーヒーの写真を送ってきた場所だった。
「まさか、予約してたの?」
「人気らしいから」
柚葵はさらりとそう言った。
レストランだなんて、あまりに柚葵らしくないと思ったけれど、ここは素直に気持ちを伝えた。
「ありがとう、柚葵。ここ一度来てみたかったんだ」
笑顔でそう言うと、柚葵は驚いたように目を丸くして、すぐさま顔を背けた。
柚葵はなぜか壁に手をついて何かを堪えるように震えている。
「ど、どうしたの?」
「いや、お前……俺のハート破壊しにきてる」
「えっ……」
いつもと変わらないはずなのに、柚葵は私の発言にいちいち過剰な反応するし、私はそんな彼を見て胸がドキドキするし、なんか落ち着かない。
「ご予約の加賀美様、お待たせいたしました」
スタッフの人が出てきて、私たちに呼びかけると、柚葵はすぐさま振り返り、何もなかったように平然とした顔で背筋を伸ばした。
なんだか、今日の柚葵はいつもより、かっこよく見える。