俺様同期の執着愛
【柚葵のターン】
どうしよ……俺は今、過去一で緊張している。
就職の面接より、取引先との商談より、病院で注射するときより、緊張する。
しばらく経ってスタッフが前菜をそれぞれテーブルに置いた。
大皿に海鮮とサラダが綺麗に並べられ、2種類のソースがかけられている。
そして真ん中に半熟卵と食用花が添えてある。
「わあ、綺麗。美味しそうだね」
綾芽が幸せそうな笑顔を向けてくる。
俺も最高に幸せだよ。
「ねえ、一枚だけ写真撮っていい?」
「ああ。でも、一枚でいいのか?」
「うん」
俺に了承を得るとは、気を使ってんのかな。
綾芽は本当に一枚しか撮らなかった。
“映え”とやらが完成するまで何枚も撮影しないのが、俺の中で好感度上がる。
「いただきます」
綾芽は写真を撮ったあとすぐスマホをバッグに片付けた。
俺はふと疑問を口にした。
「SNSに上げないのか?」
「やってないもん」
「そうか」
俺の好感度爆上がり中。
こういう店に来ると相手が撮った写真をすぐSNSに載せるのが当たり前だった俺からすれば新鮮――
いや、元カノと比べるなよ。
料理はそのあとスープ、パン、魚料理、肉料理と続く。
「わっ、お肉すっごく柔らかい。ソースも美味しいね」
「そうだな。美味い」
「ふふっ、幸せ」
綾芽がにっこり微笑んで言った。
俺はお前の顔を見てるだけで幸せだよ。
どうしよ……俺は今、過去一で緊張している。
就職の面接より、取引先との商談より、病院で注射するときより、緊張する。
しばらく経ってスタッフが前菜をそれぞれテーブルに置いた。
大皿に海鮮とサラダが綺麗に並べられ、2種類のソースがかけられている。
そして真ん中に半熟卵と食用花が添えてある。
「わあ、綺麗。美味しそうだね」
綾芽が幸せそうな笑顔を向けてくる。
俺も最高に幸せだよ。
「ねえ、一枚だけ写真撮っていい?」
「ああ。でも、一枚でいいのか?」
「うん」
俺に了承を得るとは、気を使ってんのかな。
綾芽は本当に一枚しか撮らなかった。
“映え”とやらが完成するまで何枚も撮影しないのが、俺の中で好感度上がる。
「いただきます」
綾芽は写真を撮ったあとすぐスマホをバッグに片付けた。
俺はふと疑問を口にした。
「SNSに上げないのか?」
「やってないもん」
「そうか」
俺の好感度爆上がり中。
こういう店に来ると相手が撮った写真をすぐSNSに載せるのが当たり前だった俺からすれば新鮮――
いや、元カノと比べるなよ。
料理はそのあとスープ、パン、魚料理、肉料理と続く。
「わっ、お肉すっごく柔らかい。ソースも美味しいね」
「そうだな。美味い」
「ふふっ、幸せ」
綾芽がにっこり微笑んで言った。
俺はお前の顔を見てるだけで幸せだよ。