救う気ゼロの大魔法使いは私だけに夢中。~「迎えに来るのが遅くなってごめんね」と助けてくれた見知らぬ美形に話を合わせてみたら~
「わかりました。それでは、私と共に国王陛下への説明に、城へと同行して頂いても? そこで、この仕事に関する貴方への報酬を相談することになると思うわ」

「いいえ。報酬については大丈夫です。僕の報酬はルーファスからいただく事になっておりますので」

 にこやかな笑顔をで胸に手を当てて頷いたダミアンを連れて、サブリナはアシエード王国国王へと説明することとなった。

 アシエード国王はダミアンからの説明を受け、とある事情でここを去ることになったルーファスの代理で魔界の門を封印してくれることになり、有難いと感謝しながらもルーファスが居なくなった理由を知りたがっていた。

 サブリナが何も言えずに困っていたら、ダミアンが『僕に任せられる難度になったので』と言い、一応は納得したようだ。

「……サブリナ。ダミアンはまだ幼い。アシエード王国に居る間は、君に共に暮らしてもらい、世話を頼もうと思うんだが」

「はい。もちろんです。お引き受けします。国王陛下」

 国王からの要請に対し、サブリナは頷くしかない。

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