救う気ゼロの大魔法使いは私だけに夢中。~「迎えに来るのが遅くなってごめんね」と助けてくれた見知らぬ美形に話を合わせてみたら~
ルーファスは元々公子だったと言うのだから、家名がないとはあり得ない。だが、それはこういう理由があったのだ。
「自分自身が探索魔法を使えるので、魔法使いは皆そのようにしていますね。それに、現在地を知られても特に問題なければ、別に隠す必要もありません」
「……ルーファスが今何処に居るかも、ダミアンにはわからないの?」
「はい……わかりませんね。魔法使い同士だと、特にわからないんです。探索魔法の原理もお互いにわかっていますし、隠すことも可能ですから」
サブリナの質問にはダミアンは困った表情で答えた。
「そう……」
ルーファスが何処に行ってしまったのかは、サブリナも気になっていた。
(恋人の振りをしていて全て嘘だと言った時、ルーファスは私を責めなかった。今更、彼に何を話すのかと言われれば、私には何も言えないけれど……)
彼に嘘をついて騙していたことには間違いなく、サブリナはもう一度、ルーファスに会いたいという気持ちは持っていた。
「サブリナさん! あの、行方不明になった方は、この邸のすぐ近くに居るみたいです。良かったら、一緒に行きますか?」
「ええ。もちろんよ。行くわ!」
考え込んでいたサブリナはダミアンの声に顔を上げて、嬉しそうに立ち上がった。
「自分自身が探索魔法を使えるので、魔法使いは皆そのようにしていますね。それに、現在地を知られても特に問題なければ、別に隠す必要もありません」
「……ルーファスが今何処に居るかも、ダミアンにはわからないの?」
「はい……わかりませんね。魔法使い同士だと、特にわからないんです。探索魔法の原理もお互いにわかっていますし、隠すことも可能ですから」
サブリナの質問にはダミアンは困った表情で答えた。
「そう……」
ルーファスが何処に行ってしまったのかは、サブリナも気になっていた。
(恋人の振りをしていて全て嘘だと言った時、ルーファスは私を責めなかった。今更、彼に何を話すのかと言われれば、私には何も言えないけれど……)
彼に嘘をついて騙していたことには間違いなく、サブリナはもう一度、ルーファスに会いたいという気持ちは持っていた。
「サブリナさん! あの、行方不明になった方は、この邸のすぐ近くに居るみたいです。良かったら、一緒に行きますか?」
「ええ。もちろんよ。行くわ!」
考え込んでいたサブリナはダミアンの声に顔を上げて、嬉しそうに立ち上がった。