救う気ゼロの大魔法使いは私だけに夢中。~「迎えに来るのが遅くなってごめんね」と助けてくれた見知らぬ美形に話を合わせてみたら~
25 悪意
「……居ました。あちらですね」
「あら! 本当ね。見つからないのも、無理もないわ。こんな場所に居たなんて……良かったわ」
ダミアンの案内によりサブリナは行方不明になっていたグレンダ・ハウエルという名の高齢女性を、小さな崖のようになってしまった辺りで発見することが出来た。
邸からは遠くないが道からは外れているので、これまでの捜索むなしく見つからなくても無理はない。
彼女はぐったりとしているが意識はあるようで、二人の姿を見てから軽く手を振っていた。
「グレンダさんですか?」
慌てて駆け寄ったサブリナが彼女へと声を掛けると、白髪のグレンダは力無く頷いた。
「ああ……良かった。もう駄目かと思った。見つけてくれたんだね。ありがとう。実は、ここに落ちた時に足を挫いてしまってね。歩けないんだよ」
どうやらグレンダは足を痛めて成す術なく、ここで座り込んでいたらしい。
「まあ! ……どうしようかしら。私が持ち上げられないし」
「あら! 本当ね。見つからないのも、無理もないわ。こんな場所に居たなんて……良かったわ」
ダミアンの案内によりサブリナは行方不明になっていたグレンダ・ハウエルという名の高齢女性を、小さな崖のようになってしまった辺りで発見することが出来た。
邸からは遠くないが道からは外れているので、これまでの捜索むなしく見つからなくても無理はない。
彼女はぐったりとしているが意識はあるようで、二人の姿を見てから軽く手を振っていた。
「グレンダさんですか?」
慌てて駆け寄ったサブリナが彼女へと声を掛けると、白髪のグレンダは力無く頷いた。
「ああ……良かった。もう駄目かと思った。見つけてくれたんだね。ありがとう。実は、ここに落ちた時に足を挫いてしまってね。歩けないんだよ」
どうやらグレンダは足を痛めて成す術なく、ここで座り込んでいたらしい。
「まあ! ……どうしようかしら。私が持ち上げられないし」