泣ける程に愛してる。
朝、枕元に置いてたスマホのアラームで目を開けると、目の前に啓人の顔があり、一気に目が覚めた。
あ、そうだ。
昨日から啓人と同じベッドで寝てたんだった。
初めて見る啓人の寝顔に寝癖、、、
可愛いなぁ。
って、わたしは何を考えてるんだろ。
すると、ゆっくりと啓人が目を開け、「あ、咲、おはよ。」と言った。
「お、おはよ。」
「今何時?」
「今、6時半。」
「起きんの早ぇ〜なぁ。」
「ごめん、起こしちゃったね。」
わたしがそう言うと、啓人は欠伸をして両手をグッと伸ばして伸びをした。
「俺もたまには、早めに起きてみるかぁ。」
そう言って、啓人はベッドから起き上がった。
わたしも起き上がりながら、「いつもは何時に起きてるの?」と訊くと、「7時半。」と答えが返ってきた。
「わ、1時間も早く起こしちゃったね、、、ごめん。」
「いいよ、女は支度に時間かかるもんなぁ。さて、早く起きたことだし、珈琲でも飲むかぁ。」
「あ!わたし淹れるから!」
「マジ?やったね。」
そう言いながら、啓人は朝から爽やかに微笑む。
この人は何で寝起きなのに爽やかなの?
これがモテる男って事なのか。
そう思いながら、わたしは啓人と共に寝室を出て、啓人はカーテンを開け、わたしはキッチンで珈琲を淹れる準備をした。