泣ける程に愛してる。
わたしは寝室へ移動すると、先に布団に入り窓側を向きながら横になっていた。
すると、しばらくしてからシャワーを浴び終わった啓人が部屋に入って来る足音がして、ドアを閉めた。
それから、わたしが寝てる反対側のベッドが少し沈み、啓人が布団に入る気配を感じる。
そこでわたしは、クルッと啓人の方に身体を向けた。
「わっ!ま、まだ寝てなかった。」
驚く啓人にわたしは「、、、今日、何か言われたの?」と問い掛けた。
啓人は仰向けで布団に入ると、「何もないよ。」と答えた。
「嘘、、、何となくだけど、啓人の表情がいつもと違った。わたしには、何かあったらすぐ言えよって言ってくれるのに、啓人は、、、何で一人で全部抱え込むの?わたしは、、、頼りない?」
わたしがそう言うと、啓人は天井を見上げたまま「、、、そうだよな。咲には何かあったら言えって言ってるくせに、自分は何も言わないなんて、、、卑怯だよな。」と言った。
すると、啓人は身体の向きを変え、わたしの方を見た。
そして「俺の話、聞いてくれる?」と言う。
わたしはその言葉に頷き、「いいよ。」と答えた。