地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①
「ななはそういう子じゃありません」

雨野さんの妖精が言った

「うん、ゴメンね」

カラナイのリーダーとして

ここは注意しておかなくちゃいけないな

「あっいえ言われなれているので大丈夫です」

堂々と問題発言してますけど!?

「誰が言ったんだ!?許さねぇ」

あぁそうだった陸斗は雨野さんの事が好きなんだった

「ええ!?そんなに心配しなくても大丈夫ですよ!?」

いやいや、いじめされてるのと一緒ってことが

分からないのか!?逆に心配になる

「もう、ななはかわいいな」

陸斗が雨野さんの頭を撫でる

ズキッ

…………今この光景を見て俺は嫉妬した?

そんなわけ…………

「みなさん!!ここから出ましょう!!」

恥ずかしがりながら言った…………

か、かわいいな…………

ってなにを想ってるんだ!?

「陸斗デレデレすんな気持ち悪い」

「はは、すごい言われようだな」

あははと陸斗は笑っているが

あまり気にしていなさそうだな

「ここが出口だね」

以外に着くのが早かったな

「あっ、さやちゃん!!」

「なな~心配したんだよ~」

剣持さんが泣きそうになりながら雨野さんに抱きつく

「ちょっと妬くんだけど」

友達関係でも嫉妬したら

さすがに重いでしょ

「…………すみませんがななを渡す気はないので」

…………え?剣持さんも恋愛的に

雨野さんが好きなのか…………?

「ななは渡しませんよ?」

あ、圧がヤバイな…………

陸斗も普通に怖がってんじゃねぇか

「ん?みなさんどうしたんですか?」
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