地味子の私が天才アイドルたちに溺愛されまくりです!?①
ん?なんて言ったか聞こえなかったや

「ち、ちょっと陸斗くんおかしくなっちゃったね~」

「おい引くな!!」

「えっ?無理~」

「ふふっ」

あ…………ヤベ

…………またやっちゃったかも?

「「え?」」

「ななは笑った方が可愛いな」

「うんう~ん、そうだね~」

「え?いや、お二人の方がカッコいいし、かわいいと思いますけど…………?」

そう言うと二人が顔を赤くさせた

「あ、あれ~?陸斗くん顔赤いよ~?」

「お、お前もだろ」

ん?なにをそんなに焦っているんだろう?

「とりあえず、なな」

「は、はいっ」

「俺以外にカッコいいなんて言うんじゃねーぞ」

あれっ?陸斗さんの一人称って僕じゃなかったっけ?

「ななちゃ~ん僕にもカッコいいって言って~」

?なんでだろう?

「は、はぁ!?だ、ダメだ」

「え~?ななちゃんは陸斗くんのじゃないよ~?」

「は?」

「ふふっ敵は多いよ」

ん?陸斗さんはなにと戦っているんだろう?

「ななの前で余計なこと言うな!」

「え~?む~り~」

「ああ!?喧嘩か!?」

「どうせ僕が勝っちゃうよん」

そ、そんなにいろいろ強いんだ…………

そういえばラスボス?と戦ったときも犬童さんは

傷ひとつなかったような?…………すごいなぁ

「ん?どうしたの?ななちゃん」

「い、いえ」

「ん」

ピーンポーン

へっ?だ、だれ?

お母さんはさっき行っちゃったし………………?

「なな誰だ?」

「わ、分かんないの」

「僕らが出るよ」

「ああ」
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