相思相愛・夫婦の日常~ひか♡ちな編~
「――――いくよー!
3、2ー1!」

一方の光琉と千波は、光琉が一人暮らしをしているマンションにいた。
先程から何枚も、ツーショットの写真を撮っている。

「よし!これだけ撮れば、満足!」
満面の笑みで、スマホを見ている千波。

「ちなちゃん、写真俺に送って?」

「もちろん!
どれが良いかな〜?」

「えーと…ね、これと、これ…と、これ!」

「はーい!」
写真を送る。

「はぁ…可愛い…//////可愛いなぁ/////
なんでそんな可愛いの?」
送られてきた写真を見て、惚れぼれして言う。

「ひかくんはカッコ良過ぎだよ!!
今だから言うけど…
中学生の時、大変だったんだからね!」

「え?」

「ひかくんを紹介して!ってよく言われてたの、私。
でも中学生の時はまだ、ひかくんとお付き合いしてなかったから、嫌って言えなくて……
私、嘘ついて紹介するの避けてたの……」

「そうだったの?」

「ほら!お兄ちゃんと一緒によく、中学校にお迎えに来てくれてたでしょ?」

「そうだね。
でも……
“それだけじゃないよ?”」

「え?」

光琉が、千波の頬に触れる。
「俺、ずっと好きだったから!ちなちゃんのこと」

「え…!?
そ、そうだったの!?」

「うん!
でも、雷太に“ちなが高校生になるまではあげない”って言われてて…」

「嘘…」

「ちなちゃんが高校生になる前に、雷太は死んじゃったからね…」

「え…じゃあ…
……………お兄ちゃん、嘘ついてたんだ……」

「え?」

「だって私、お兄ちゃんに間に入ってもらって、ひかくんとの仲を取り持ってもらおうとしたの。
でも、お兄ちゃんに“光琉は好きな女がいる”って言われて……」

「そうだったんだ…(笑)
……ったく…雷太は……!!」

「……/////」
(そっかぁ…ひかくん、私のこと想っててくれたんだ……!)

呆れたように笑う光琉。
千波は、光琉と想いあえていたことに喜びを感じていた。

「嬉しい…///////」

「ん?」
感動して目を潤ませ呟く千波の顔を覗き込む、光琉。
優しく目元を拭う。

「嬉しいなって、思って…//////
私ね、ひかくんは“お兄ちゃんの死に責任を感じて”私と結婚してくれたんだと思ってたから…
嫌われてはないだろうけど、お兄ちゃんの代わりってゆうか…“しかたなく”結婚してくれたんだろうなって」

「そんなわけないでしょ!
好きじゃなかったら、ここまでしないよ!」

光琉は安心させるように微笑み、顔を寄せた。
自然と千波も目を瞑り、二人の口唇が重なった。

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