相思相愛・夫婦の日常~ひか♡ちな編~
おかしい――――――
明らかに、ちなちゃんの様子が。
妙によそよそしい。
いつもなら、俺が帰ると玄関に駆けてきて抱きついてくる。
幸せそうに頬を擦り寄せて、俺の匂いを嗅いで「おかえりなさい!」と微笑んでくれる。
そして自然とキスを交わす。
俺はチュッてだけじゃ我慢できなくて、そのまま貪る。
それを顔を真っ赤にして抗議してくるちなちゃんに、また興奮して何度もキスを交わすんだ。
それに、今もそうだ。
着替えてると、必ずちなちゃんも寝室に入ってきて、後ろから抱きついてくる。
抱きつかないにしても、ずっと話しかけてきて俺の傍を離れない。
――――――――――
――――――…………………
光琉の方が、寂しさを感じていた。
リビングに戻ると、千波はテーブルに夕食をセッティングしていた。
「あ、出来てるよ!
今日はね〜ひかくんの好きなハンバーグだよ〜!」
「うん、美味しそう!」
「フフ…良かった!
食べよう!」
ラグの上に並んで座る。
手を合わせる千波を見つめる。
あまり、こっちを見てくれない。
触れようともしない。
「あ!そうだ!
すみれちゃん達が、結婚祝いくれたの!
○○のタンブラーだよ!
とっても綺麗で、しかも名前入りなの!
ちょっと待ってね、持ってくるから!
ご飯食べたら、それでコーヒー飲もう?」
「うん、そうだね!」
嬉しそうに伝えてくる千波に、光琉も微笑む。
しかし心の中は、モヤモヤしていた。
夕食を済ませ、片付けを手伝おうとする光琉。
しかし、千波に全力で断られてしまう。
「座ってて!」
「いやいや、手伝うって!
ほら、話したでしょ?
“俺が好きでしてる”って」
「でも…」
「ん?」
「………」
「ちなちゃん?どうしたの?
なんか、おかしいよ?」
「………」
「ちなちゃん?」
頬に触れ、顔を覗き込んだ。
「そんなことないよ」
「とにかく、手伝わせて?」
光琉は、半ば無理矢理手伝ったのだった。
タンブラーでコーヒーを飲む。
すると、光琉のスマホの着信音が響いた。
「………会社からだ…
ごめんね、ちょっと電話してくるね!」
千波の頭をポンポンと撫でる。
千波は「あ…」と一瞬光琉の服を掴み、でもすぐに離した。
そして「わかった!」と微笑んだ。
いつもは「ここで、電話したらどうかな?」と遠慮がちに聞いてくるのに。
「………」
(やっぱり、おかしい。
こんなちなちゃん、変だ)
光琉は、スマホを持ちベランダに向かいながら、そんなことを考えていた。
明らかに、ちなちゃんの様子が。
妙によそよそしい。
いつもなら、俺が帰ると玄関に駆けてきて抱きついてくる。
幸せそうに頬を擦り寄せて、俺の匂いを嗅いで「おかえりなさい!」と微笑んでくれる。
そして自然とキスを交わす。
俺はチュッてだけじゃ我慢できなくて、そのまま貪る。
それを顔を真っ赤にして抗議してくるちなちゃんに、また興奮して何度もキスを交わすんだ。
それに、今もそうだ。
着替えてると、必ずちなちゃんも寝室に入ってきて、後ろから抱きついてくる。
抱きつかないにしても、ずっと話しかけてきて俺の傍を離れない。
――――――――――
――――――…………………
光琉の方が、寂しさを感じていた。
リビングに戻ると、千波はテーブルに夕食をセッティングしていた。
「あ、出来てるよ!
今日はね〜ひかくんの好きなハンバーグだよ〜!」
「うん、美味しそう!」
「フフ…良かった!
食べよう!」
ラグの上に並んで座る。
手を合わせる千波を見つめる。
あまり、こっちを見てくれない。
触れようともしない。
「あ!そうだ!
すみれちゃん達が、結婚祝いくれたの!
○○のタンブラーだよ!
とっても綺麗で、しかも名前入りなの!
ちょっと待ってね、持ってくるから!
ご飯食べたら、それでコーヒー飲もう?」
「うん、そうだね!」
嬉しそうに伝えてくる千波に、光琉も微笑む。
しかし心の中は、モヤモヤしていた。
夕食を済ませ、片付けを手伝おうとする光琉。
しかし、千波に全力で断られてしまう。
「座ってて!」
「いやいや、手伝うって!
ほら、話したでしょ?
“俺が好きでしてる”って」
「でも…」
「ん?」
「………」
「ちなちゃん?どうしたの?
なんか、おかしいよ?」
「………」
「ちなちゃん?」
頬に触れ、顔を覗き込んだ。
「そんなことないよ」
「とにかく、手伝わせて?」
光琉は、半ば無理矢理手伝ったのだった。
タンブラーでコーヒーを飲む。
すると、光琉のスマホの着信音が響いた。
「………会社からだ…
ごめんね、ちょっと電話してくるね!」
千波の頭をポンポンと撫でる。
千波は「あ…」と一瞬光琉の服を掴み、でもすぐに離した。
そして「わかった!」と微笑んだ。
いつもは「ここで、電話したらどうかな?」と遠慮がちに聞いてくるのに。
「………」
(やっぱり、おかしい。
こんなちなちゃん、変だ)
光琉は、スマホを持ちベランダに向かいながら、そんなことを考えていた。