相思相愛・夫婦の日常~ひか♡ちな編~
そして二人は、お風呂に入っている。

湯船に浸かり、二人は向かい合って千波は光琉に足で挟まれている。

「何から、説明しようかな……!」
そして、ひたすら光琉にキス責めを受けていた。

「ひかく…くすぐった、い…よ…!」

「ダーメ!
好きすぎるんだから、我慢して!
今日は帰ってすぐにキスしてないから、その分もしなきゃ!」

「んん…//////」

「フフ…可愛いな…ほんとに!
………あのね。勘違いしてるみたいだけど、今朝駅で別れたのは、ちなちゃんを満員電車に乗せたくなかったから」

「え?」

「ちなちゃん、小・中は歩きで、高校は雷武が毎日送り迎えしてたからわからないと思うけど、満員電車ってとにかく辛いんだよ?」

「うん…
ドラマとかで見たことあるけど…」

「そんな中に乗せるわけないでしょ!
だから、帰るように言ったんだよ?」

「そうだったんだ…」

「もしかしたら、痴漢とかに遭うかもしれない。
それが嫌だったんだ!」

「うん」

「あと俺はこの三ヶ月、ウザいって思ったこと一つもない」

「え?」

「朝目が覚めて、腕の中にちなちゃんがいること。
俺の作った朝ご飯を、美味しそうに食べてるのを見ること。
俺が仕事に行く準備をしてるのを寂しそうに見つめて、一階に下りる時も泣きそうになってるのを見るのも、愛しくて堪らない。
ランチの時、俺の電話を待ち構えてたようにワンコールで出て、嬉しそうに話をしてくれること。
疲れて帰っても、ちなちゃんがニコニコして俺に抱きついてくれるのがすっごく癒やされるし、キスを沢山するのも毎日楽しみだし、ちなちゃんがずっと俺にくっついてくれるのも幸せ!
風呂も、毎日一緒に入りたい!
それで、ちなちゃんを抱き締めて眠りたいんだ!」

「ひかくん…//////」

「ちなちゃん、一つ約束しない?」

「え?」

「ちなちゃんって、すぐに人の言葉に影響されるでしょ?
だから“何事もまず、俺に聞くこと!”
一人で悩まない!一人で不安にならない!
………ね?わかった人!?」

「はい」

「ん!
はい、じゃあ…上がろうか!」

「うん。
ひかくん、ごめんなさい…」

「ううん!
それよりも!早くベッド行こ?
……………で!シようよ!」
耳打ちして、耳にキスをした。

「……/////」

顔や耳まで真っ赤にする千波に微笑み、光琉は手を引いて湯船から出た。



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