相思相愛・夫婦の日常~ひか♡ちな編~
「ん!やっぱ、ハンバーガー美味しいね!」

一つのハンバーガーを半分にして、食べている二人。
光琉はハンバーガーを頬張り、千波に微笑んだ。

「うん!
あ、カツサンド食べよ?
もう遅いから、一つを半分にしたよ!」

「そうだね。
カツサンドには罪はないしね」

「ん?どうゆう意味?」

「ううん!
…………ん!結構美味しい!」
カツサンドも頬張り、千波に微笑む。

「………んんっ…」
(か、辛っ!!
ピリ辛じゃないじゃん!)
反対に千波は、カツサンドを皿に戻した。

「ん?ちなちゃん?」

「私は、もう…いいかな…
ひかくん、悪いけど食べてくれない?
あと、残ってるヤツも」

「あ、ちなちゃんには辛かったかな?」

「うん…
せっかく頂いた物だけど…私にはちょっと…」

「そっか!」
(フフ…ちなちゃんの口に合わなかった!
嬉しい!ざまぁみろ!)

光琉は、イタノに優越感を感じていた。


「――――ちなちゃん!お風呂入ろ?」
「うん!」

片付けて、風呂を沸かした光琉が声をかけながら戻ってくる。
一緒に風呂場に向かった。

「はい、ちなちゃん。バンザーイ!」

至れり尽くせりな光琉。
風呂の中でも、千波の世話を好んでする。

「ちなちゃん、包帯外すよ?」
「うん…」

包帯を外し、湿布を剥ぐ。
捻挫したところが、青ジミになっていた。

「痛い?」
「うん…少し…」
優しく擦る光琉に、千波は頷く。

頭や身体も全て光琉が洗い、湯船に浸かる。

「ねぇ…ちなちゃん」

「ん?」 

「隣の奴だけど…」

「ん?あ、イタノさん?」

「うん。
あんまり仲良くしないで?
挨拶程度にして。わかった?」

「うん」

「もし、しつこく話しかけられたら、俺に連絡すること!」

「うん。
でもどうして?」

「え?
逆にどうして?」

「え?え?」

「まさか、隣の奴と仲良くしたいの?」

「うん、お隣さんだし。
ご近所付き合い、しておいた方が良くないかな?」

「ダメ」

「うーん…わかった。
挨拶程度にしておく」

すると、小指を出してくる光琉。
「約束!」

「うん」
千波も、小指を絡めた。

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