相思相愛・夫婦の日常~ひか♡ちな編~
「ん?」

「お兄ちゃんが亡くなってからしばらくは、こうやってパパとママの三人で川の字になって寝てたの。
一人になるのが怖くて、淋しくて…」

「そう…」

「パパとママがね。
両側から腕枕してくれて(笑)
それだけで、安心できたの!」

クスクス笑いながら言うと………
「え……」 

翔琉と里海が、両側から腕枕してきた。

「フフ…ちーちゃん、柔らかくて気持ちい〜!」
「確かに!(笑)」

「……/////」

「よし!今日は、こうやって寝よう!」
「トントンしようか?(笑)」

翔琉と里海の愛情が温かくて、千波はとても幸せな気持ちになっていた。

そして同時に、光琉のことを思った。

「あ…だからかな?」

「「ん?」」

「ひかくんに抱き締められると、よく寝れるの私!」

「フフ…そっか!」
「光琉は、愛されてるね!」

「え?」

「こんなに愛されてる!
やっぱ、親としても嬉しい!
ありがとう、ちな!」

翔琉は悪魔のような息子を愛してくれる千波に、感謝していた。

里海も「そうね!」と微笑む。

でも千波は、切なそうに瞳を揺らす。
「でも……
ひかくんはきっと……
私のこと、面倒だと思ってると思うよ?」

「どうしてそう思うの?」

「ひかくんね。
過保護なくらい、優しいの。
滅多に私に怒らないし、いつも穏やかで笑ってくれる。
私、物凄くワガママなの。
ひかくんといる時ずっとくっついてるし、ひかくんが離れようとすると必ず一度は引き止めちゃう。
仕事の日もお昼に必ず電話するし、毎日お風呂一緒だし、ひかくんに抱き締められてじゃないと寝れない。
この前なんか、夜お仕事したいって言うひかくんに、眠るまで傍にいてもらった。
こんなワガママなのにひかくんは、絶対断らないし、怒らない。
それでも“好き”って言ってくれる。
ね?
こんな女、面倒でしょ?」

「そう?(笑)
僕は嬉しいよ!
サトちゃんに、そんなことされたいな!」  

「えー、翔琉パパおかしいよ!(笑)」
「もう!カケくんったら!(笑)」

「でも、さすが親子だね!(笑)」

「フフフ…」

三人は笑い合っていた。


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