相思相愛・夫婦の日常~ひか♡ちな編~
会場内が、ピン…と緊張感で埋まる。

そして………光琉を始め、誰もが怒りに包まれた。

「久しぶり!
翔琉、雷武、幸生!」

秀弥が立っていた―――――――

そして、秀弥の腕にはボロボロな状態の千波が抱かれていた。

口の端は切れて血が滲み、服もボロボロ、靴は片方しか履いていない。

誰がどう見ても、乱暴された後にしか見えない。

光琉「お前、誰?
俺のちなちゃんを離せよ……!」

秀弥「“俺の”ってことは、お前か!
翔琉の息子」

光琉「は?」

秀弥「初めまして!
お前のパパのダチだよ!
お前のパパが“悪魔だった時の”だけどな!」

光琉「だったらなんだよ。
俺に用があるなら、ちなちゃんは関係ないだろ?」

秀弥「いや、あるだろ!
千波ちゃんは、雷武の娘!
あと、幸生にもいるよな?息子」

永幸「僕ですが?」

秀弥「へぇ~!
やっぱ、お前等3人も整ってんな〜!」

翔琉「秀弥」
雷武「ちなを離せよ」
幸生「お前、殺られてぇの?」

秀弥「おっ!怖っ!(笑)
ダメダメ!
千波ちゃん、言ってたよ?
“パパ達3人は、私には頑なに怒ったところ見せない”って!
優しい、優しいパパ達なんだろ?
それに翔琉、前に言ってたじゃん!
“絶対に手を出さない”って!」

リナ「娘を離して!」
里海「ちーちゃんには関係ないですよね!?」
ナノ「しかも、そんな傷つけて最低です!!」

秀弥「だったら、翔琉、雷武、幸生。
俺と殺り合おうぜ!
そしたら、千波ちゃんは返す。
お前等に“それが出来るなら”」

翔琉「お前…」
雷武「ほんっと…」
幸生「最低だ……!」

光琉「“俺が相手する”」

そこに、光琉が入ってくる。
そして、ゆっくり秀弥に近づく。

秀弥「は?」

光琉「俺とタイマンだ。
その代わり、ちなちゃんをすぐに返せ。
あと、命の保証もしない」

秀弥「………」

秀弥は、少なからずビビっていた。

ある意味、翔琉よりも恐ろしい光琉の纏う雰囲気に……


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