相思相愛・夫婦の日常~ひか♡ちな編~
しかし、永幸が「光琉、ダメだよ!」と止めに入ってくる。

光琉「なんで?
ちなちゃんを傷つける奴は、クズだよ?」

永幸「でもそれを、ちなは望まない!
…………そもそもどうしてちなは、あなたと居るんですか?」

永幸が秀弥に問いかける。

秀弥「たまたま見かけたから、声かけた。
左手の薬指の指輪をだしに、ママ達3人を連れてくるように言ったら、一人で来た」

永幸「やっぱり…
だからちなは、スマホの電源まで切って“一人で解決しようとしたんだ”
ね?
光琉はもちろん、父さん達にも知られないようにちなはたった一人で会いに行った。
その思いを踏みにじっちゃダメだよ、光琉!」

光琉「じゃあ…どうしろって言うの?
こんな状況で、綺麗事じゃ済まされない!!」

永幸「ちなを返してください。
どう見ても強姦ですよ、それ。
もうすぐ、警察が来ますから」

永幸が鋭く秀弥を見据える。

秀弥は、永幸の雰囲気にも動揺していた。

なんなんだ……この二人…

翔琉「秀弥」
雷武「俺達を殺れ」

秀弥「は?」

幸生「元々は、俺達と殺り合いたかったんだろ?」

翔琉「だったら相手をしてやる」
雷武「その代わり……」
幸生「俺達は、一切手を出さない」

翔琉「殺りたいだけ、殺れ」
雷武「頼む、娘を返してくれ」
幸生「なんなら、土下座しようか?」

秀弥「は?な、なんだよ…これ……」

里海「みんな“ちーちゃんのためです”」
ナノ「“ちーちゃんのために”みんな手を出さない」

リナ「あんたの負けよ!!!」

秀弥「なんなんだ……」

秀弥の様子がおかしくなる。
そして…………

抱かれていた千波が、秀弥の腕から落ちそうになる。

翔琉「え……」 
雷武「ちな!!!」
幸生「危な……!!」

永幸「ちな!!!」

リナ達「ちーちゃん!!!?」

――――――……………パシ……!!!

間一髪で、光琉が受け止めた。

光琉「危なかっ…た……
ちなちゃん…良かった……」

優しく千波の頬に触れる。
そして、力強く抱き締めた。

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