相思相愛・夫婦の日常~ひか♡ちな編~
王子の皮を被った悪魔 vs 王子
『辛くなんかない。
ひかくんを守れるなら………!』
光琉は、千波のこの言葉の意味を考えていた。
俺を守ることと、甘えないことに何の関係があるのだろう。
「――――光琉、話があるんだ…!」
後日。
永幸に呼び出された、光琉。
カフェに向かい、対当している。
「ねぇ、なんか場違いじゃない?俺達」
「そう?(笑)」
お世辞にも良い雰囲気とは言えない、光琉と永幸。
お洒落なカフェには、似合わない。
「で?何?」
「うん」
永幸が、コーヒーを一口飲んだ。
「何!?」
「単刀直入に言う。
“ちなと別れてよ”」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
「何?その、笑えない冗談」
「冗談で、こんな重要なこと言わないよ」
「一応、聞く。
理由は?」
「悪魔には、幸せに出来ないからだよ」
「は?」
「この前。
僕が止めなかったら、確実にあの人を殺ってたよね?」
「そうだね」
「そんな人に、ちなを幸せに出来るわけない」
「でも、ちなちゃんに“選ばれたのは俺”」
「そうだね。
――――――だからね。
奪い返そうかなって!」
「………は?」
「宣戦布告かな?
もちろん、簡単に奪えるなんて思ってないけど“奪えないとも思ってないから”」
それから頻繁に、永幸は千波に会いに来るようになった。
そして今日も仕事から帰ると、千波から永幸の香水の香りがほのかに香ってきた。
「ちなちゃん“また”永幸に会ったの?」
「え?うん」
「なんで?」
「話したでしょ?
永くんの会社の広告のデザインを頼まれたって!
その打ち合わせだよ!」
「そんな頻繁に会わないでよ!」
「………」
そうなのだ。
少し前から永幸が千波に、広告のデザインを頼みに来ていた。
千波は絵を描く事が好きで、一時期挿絵を趣味で描いていたほどだ。
そんな千波に、永幸が仕事を持ってきたのだ。
それをとても喜び、毎日デザインに励んでいた千波。
もちろん光琉がいる時はしないが、頻繁に永幸と会って打ち合わせをしている。
それに、言葉にならない嫉妬心を燃やしている光琉。
最近そのことで、千波を責めてしまうことが多くなっていた。
ひかくんを守れるなら………!』
光琉は、千波のこの言葉の意味を考えていた。
俺を守ることと、甘えないことに何の関係があるのだろう。
「――――光琉、話があるんだ…!」
後日。
永幸に呼び出された、光琉。
カフェに向かい、対当している。
「ねぇ、なんか場違いじゃない?俺達」
「そう?(笑)」
お世辞にも良い雰囲気とは言えない、光琉と永幸。
お洒落なカフェには、似合わない。
「で?何?」
「うん」
永幸が、コーヒーを一口飲んだ。
「何!?」
「単刀直入に言う。
“ちなと別れてよ”」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
「何?その、笑えない冗談」
「冗談で、こんな重要なこと言わないよ」
「一応、聞く。
理由は?」
「悪魔には、幸せに出来ないからだよ」
「は?」
「この前。
僕が止めなかったら、確実にあの人を殺ってたよね?」
「そうだね」
「そんな人に、ちなを幸せに出来るわけない」
「でも、ちなちゃんに“選ばれたのは俺”」
「そうだね。
――――――だからね。
奪い返そうかなって!」
「………は?」
「宣戦布告かな?
もちろん、簡単に奪えるなんて思ってないけど“奪えないとも思ってないから”」
それから頻繁に、永幸は千波に会いに来るようになった。
そして今日も仕事から帰ると、千波から永幸の香水の香りがほのかに香ってきた。
「ちなちゃん“また”永幸に会ったの?」
「え?うん」
「なんで?」
「話したでしょ?
永くんの会社の広告のデザインを頼まれたって!
その打ち合わせだよ!」
「そんな頻繁に会わないでよ!」
「………」
そうなのだ。
少し前から永幸が千波に、広告のデザインを頼みに来ていた。
千波は絵を描く事が好きで、一時期挿絵を趣味で描いていたほどだ。
そんな千波に、永幸が仕事を持ってきたのだ。
それをとても喜び、毎日デザインに励んでいた千波。
もちろん光琉がいる時はしないが、頻繁に永幸と会って打ち合わせをしている。
それに、言葉にならない嫉妬心を燃やしている光琉。
最近そのことで、千波を責めてしまうことが多くなっていた。