上司と始める秘密の子作り契約?!~あなたのことを好きになってもいいですか~
「不破部長に、何か言われたんですか?」

「え?」

 新藤さんを見つめたらジッと見られていた。

「……すみません、不破部長に少し、愚痴りました」
 
「……うん、良いと思うよ。不破さんは部下の声を真摯に聞いて受け止めてくれるしね。こっちも指摘受けても素直に聞ける」
 
「不破部長の下で働かれるの長いんですか?」
 
「そうだね。うーん、もう何年になるかなぁ」
 
 仕事に夢中になりかけた二十代後半はずっと不破さんの元にいた。夢中になるほど仕事をしていたのは不破さんが上司だったからかもしれない。勉強させてくれた、育ててもらった、だから今の自分がいる。

 
「不破部長って、今お付き合いしてる人とかいるのご存知ですか?」

 直球で予想外の質問に目を見開いた。
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