上司と始める秘密の子作り契約?!~あなたのことを好きになってもいいですか~
 仕事をはやく切り上げさせたのだからきっと今日のやらないといけないことが捌けていないのだろうなと思ってあかりは申し訳ない気持ちになって頭を下げた。

「すみません、仕事……忙しいのに。今度のプロジェクトのことですよね?」

「どこでしてもやることは同じ、職場でしてるから捗るかってそうでもないし、天野が気にすることじゃないよ。それよりなに?」

「あ……えっと……」
 
 言い淀むあかりをジッと見つめてくる不破に余計言葉が詰まる。それでもこんな関係だ、言わないと伝わらない事ばかりだし、お互いの意向や主張は聞いておく必要がある気がした。

 あかりは一つ息を呑んで不破に近づいて言葉を切った。

「部長が抱きたいときってどれくらいありそうですか?」

「――は?」

 不破の間抜けな声が室内に響いた。
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