Embrace ーエリート刑事の愛に抱かれてー

私に話したいこと・・・?

ふたりだけで・・・?

小夜はすぐに桂木に相談しようと、スマホに桂木の電話番号を表示させた。

でも・・・・・・

池袋は桂木が勤める署の管内だ。

桂木と不審者のような格好をした自分が一緒にいるところを誰かに見られたら・・・

それに桂木を連れて行ったら、電話の向こうの彼女は逃げ出してしまい、もう二度と電話をかけてこないかもしれない。

電話の彼女は、広之の事件についてなにか知っているのかもしれない。

彼女に会って話を聞いてみたい・・・

小夜はビーフシチューの火を止め、鍋に蓋をすると、出掛ける準備をした。

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