Embrace ーエリート刑事の愛に抱かれてー
「どうだ?何か変わったか?」
小夜を腕枕で寝かせながら、桂木が瞳を覗き込んだ。
「・・・・・・よくわかりません。」
「良くなかったか?」
「いえ・・・凄く気持ち良かったです。こんなに感じたのは初めてです。」
「こんなの初めて・・・か。女の常套句だな。」
「本当です。」
桂木は身体を起こし、ベッドサイドにある煙草を引き抜いた。
そしてライターで火をつけ、深くその煙を吸い込んだ。
「俺も・・・こんなに身体の相性がいい女は初めてだ。」
「・・・・・・。」
「いや・・・身体だけってわけじゃない・・・」
「・・・・・・。」
「また会いたい。駄目か?」
「・・・・・・。」
「俺がシャワーを浴びている間に、考えておいてくれ。」