Embrace ーエリート刑事の愛に抱かれてー

広之は小夜の大学のサークルの先輩だった。

軽い登山やハイキングを楽しむサークルで、小夜は友人の加藤(かとう)みのりに誘われて入部した。

サークルのリーダー的な存在だった広之は、人気ロックバンドのボーカルに似ているルックスで女子人気が高く、小夜もひそかに憧れていた。

そして小夜の何が気に入ったのか、広之は小夜を彼女にしたいと告白してきた。

「小夜ちゃんの控えめな性格と優しい笑顔が好きだ。」

そうはにかみながら、広之は頭に手を当てながらそう言った。

もちろん小夜はそれを喜んで受け入れた。

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