甘い微熱ーセフレから始まる恋ー
《月曜日、向井さんと帰ってたよね。》


数分後届いたメッセージに、心臓が大きく脈を打つ。


《付き合ってるの?》


側から見ても男女の関係を持っているように見えていたことに、焦りを覚えてしまう。

嫌な鼓動を必死に押さえ込みながら、キーボードへ手を伸ばし文字を打ち込む。


《付き合ってないです。ただの同期です。》


返事が気になり、送った文字を暫く見つめてしまう。

でも、就業時間になっても佐藤さんから返事が来ることはなかった。
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