甘い微熱ーセフレから始まる恋ー
◇
「どっち」
潮の香りが届く公園のベンチに座らされ、近くにあった自販機で買ってきてくれたコーヒーが二つ目の前に掲げられた。
片方は、ブラックコーヒー。
もう片方は、微糖コーヒー。
「こっち」
素直に、好みのブラックコーヒーを指差す。
「ブラック派か」
「どっち」
潮の香りが届く公園のベンチに座らされ、近くにあった自販機で買ってきてくれたコーヒーが二つ目の前に掲げられた。
片方は、ブラックコーヒー。
もう片方は、微糖コーヒー。
「こっち」
素直に、好みのブラックコーヒーを指差す。
「ブラック派か」