甘い微熱ーセフレから始まる恋ー
◇
近くのホテルの一室に入り、ベッドの上で向き合う。
再び重なり合った唇に、そのままゆっくり身体をベッドに押し倒された。
「山口、緊張してる?」
「してる、久々だもん」
偽りなく、正直に告げたのに。
「爽ぶり?」
私を見下ろし、フッと冗談混じりで私の元彼の名前を出す向井くんは、根っからの遊び人だと再確認した。
近くのホテルの一室に入り、ベッドの上で向き合う。
再び重なり合った唇に、そのままゆっくり身体をベッドに押し倒された。
「山口、緊張してる?」
「してる、久々だもん」
偽りなく、正直に告げたのに。
「爽ぶり?」
私を見下ろし、フッと冗談混じりで私の元彼の名前を出す向井くんは、根っからの遊び人だと再確認した。