逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
ここで、私は本当のことを言うことができた。「あれは、私が書いた脚本で、熟読したいというのでヤツに預けたら、どこかで自分の作品だと言って出しちゃったんです」と。
だけどそれを言ってしまったら、航だけではなく、倉本先生や映像化したスタッフ、キャストなどに多大な迷惑がかかってしまうだろう。
盗作にはセンシティブな業界だ。いくら同じ会社内であったことでも、スタジオ・マンサニージャの信頼はガタ落ちになってしまう。
航も、自業自得とはいえ、この先脚本を書き続けることができなくなるかもしれない。今ですら『田舎の生活』を評価されるたびに、彼のメンタルは少しずつ削られているみたいなのに。
それに──私は自分の中で決断済みだ。『田舎の生活』のことは一旦脇において、さらにいい作品を書こうと。
私は笑顔で蓮さんに向き直った。
「事情なんて何も聞いてないよ。彼とはあまり親しくないからよく知らないけど、急に有名になって、戸惑っているんじゃない?」
「そうか……」
だけどそれを言ってしまったら、航だけではなく、倉本先生や映像化したスタッフ、キャストなどに多大な迷惑がかかってしまうだろう。
盗作にはセンシティブな業界だ。いくら同じ会社内であったことでも、スタジオ・マンサニージャの信頼はガタ落ちになってしまう。
航も、自業自得とはいえ、この先脚本を書き続けることができなくなるかもしれない。今ですら『田舎の生活』を評価されるたびに、彼のメンタルは少しずつ削られているみたいなのに。
それに──私は自分の中で決断済みだ。『田舎の生活』のことは一旦脇において、さらにいい作品を書こうと。
私は笑顔で蓮さんに向き直った。
「事情なんて何も聞いてないよ。彼とはあまり親しくないからよく知らないけど、急に有名になって、戸惑っているんじゃない?」
「そうか……」