逆プロポーズではじまる交際0日婚! 〜狙うのは脚本家としての成功とXXX
「気にしなくていいよ。祐介くんにとって小説は大切なものだし、薫のことも……僕が、任せていい相手かどうか確かめたくなるのは、当然のことだから」
そう言って、蓮さんは腕を組んだまま祐介の顔を覗き込むように、少し首を傾ける。
「で、エルネストEPも、僕も──合格、ってことでいいかな?」
祐介は少し照れたように笑って、しっかりと頷いた。
「もちろんです。なんでも全力で協力します」
その様子を見ながら、私も胸を撫でおろした。
ふと視線を感じて顔を上げると、知里さんと目が合った。さっきのように、視線を逸らされたりはしなかった。
少しの間を置いて、彼女は伏し目がちに、かすれるような声で言った。
「薫……私、あなたにひどいことを言ったわ」
その瞳は、わずかに潤んでいた。
「あなたが、出雲くんから須賀くんに乗り換えようとしてるなんて──。ちゃんと考えれば、そんなはずないって、わかったはずなのに」
「……乗り換える?」
蓮さんが反応する。声は穏やかだったが、ほんの少し眉が動いた。……薄々気づいていたけれど、蓮さん、意外とポーカーフェイスが苦手みたいだ。
私は笑いながら「ナシよりのナシです」と言って、知里さんの腕にそっと手を添える。そして、できるだけ明るい声で言った。
そう言って、蓮さんは腕を組んだまま祐介の顔を覗き込むように、少し首を傾ける。
「で、エルネストEPも、僕も──合格、ってことでいいかな?」
祐介は少し照れたように笑って、しっかりと頷いた。
「もちろんです。なんでも全力で協力します」
その様子を見ながら、私も胸を撫でおろした。
ふと視線を感じて顔を上げると、知里さんと目が合った。さっきのように、視線を逸らされたりはしなかった。
少しの間を置いて、彼女は伏し目がちに、かすれるような声で言った。
「薫……私、あなたにひどいことを言ったわ」
その瞳は、わずかに潤んでいた。
「あなたが、出雲くんから須賀くんに乗り換えようとしてるなんて──。ちゃんと考えれば、そんなはずないって、わかったはずなのに」
「……乗り換える?」
蓮さんが反応する。声は穏やかだったが、ほんの少し眉が動いた。……薄々気づいていたけれど、蓮さん、意外とポーカーフェイスが苦手みたいだ。
私は笑いながら「ナシよりのナシです」と言って、知里さんの腕にそっと手を添える。そして、できるだけ明るい声で言った。