一途な気持ちは今日も(※3話目大幅編集につき非公開)
こんなの喜ばない方がおかしい。
嬉しいに決まってるよ。ずっと考えちゃうよ。
緩む口元を誤魔化すように、横に伸ばしてみたり下に下げてみたりといろいろやってみる。
そんな時だった。
暗くて段差に気付かなかった私は盛大に転んでしまったのだ。
肩に掛けていたカバンは前の方で散乱し、メモ用紙が飛び出している。
ひぃ〜〜。
急いでメモ用紙をカバンに入れて、辺りを見渡した。
不幸中の幸いだ。
よかった。転けたのがこの時間帯で。誰もいない。
もし日中に転けてたら恥ずかしくてこの辺通れなくなる所だったよ。
ズキンと痛む足を見てみればストッキングは破れ、膝から血が出ている。
「……」
うん。本当に良かったこの時間帯で。
ジンジンと痛む膝を見て、私は空に向かってため息を付いた。